今週末、関東地方に台風19号が近づいて来るというので、
非常事態に備えて食料品を購入しておくことにしました。
じつは、前回の台風の時には、家族の食料を十分に用意できず
暴風雨のなか、買い物に行けず困ってしまいました。
保存食を少しでも買っておけばよかったと反省しています。
今回は週末に近づいて来る台風19号に向けて早めの行動を
心がけて防災用食料を買いに行こうと思っています。
食料なら何でもいいというわけではありません。
停電や断水が起きた時でも大丈夫なものが必要ですね。
これだけは備えておけば安心というものを、防災のプロである
防災士に聞いて、おすすめの食料をピックアップしました。
台風が近づくその前に備えておきたい食料品のおすすめを
簡単にまとめてみました。
《台風が近づくその前に、備えておきたいおすすめの食料とは》
購入するときのポイント | |||
水 |
1日3㍑/(大人)と換算して家族の人数分を用意する。 | 長期保存が可能
(5~10年) |
18リットル入りのプラスチックタンクなどで保管していればさらに安心。 |
レトルトごはん | 温めるだけでホカホカのご飯が食べられる。 | 添加物は含まれず、お米だけで作っている。 | いろいろな味の種類がある |
アルファ米 | 水やお湯を入れて食べることができる。 | 5年間保存が可能。 | アレルギー対応製品もある。 |
パ ン | 手軽に食べることができる。 | 賞味期限が数日あるものを購入する。 | 缶詰のパンも販売されている。 |
インスタントラーメン
カップラーメン類 |
お湯があれば、すぐに食べられる。 | 保存期間長い、軽くて持ち運びに便利。 | |
レトルト食品 | 温めるだけで食べられる。 | 温めなくても食べられるものもある。 | |
缶 詰 | 缶を開けるだけで食べられる。 | 缶切り不要のものがおススメ。
常温保存、長期保存が可能。 |
魚、肉類などいろんな種類の食品がある。常温だと脂っぽいものがあるので選ぶ時に気をつけたい。 |
カロリーメイトなど | すぐに食べられる | 高栄養 | |
ウィダーインゼリー | 栄養補給が短時間でできる。 | 栄養バランスに優れている。 | 常温保存ができる。 |
お菓子 | お菓子を食べることで癒し効果が得られる。 | チョコレートやキャラメルなど | カロリーが高い
日持ちするものがよい |
野菜ジュース | 野菜不足になりがちの時に便利。 | 甘いジュースは、のどが渇いてしまう。 | 常温で保存できる。 |
味噌汁、スープ類 | 温かいものを飲むことで体があたたまる。 | フリーズドライ品なら軽くて持ち運びに便利。 | 水分、栄養の補給ができる。 |
果 物 | 常温で保存ができる。 | ビタミンが豊富。 | 水分、糖分の補給ができる。 |
どのくらいの量を備蓄すればいいの?
台風の影響が何日も続くことがあります。
停電や断水が起きたら、街の機能は正常に働かなくなります。
安全な場所に避難できるのであれば、自宅などその場所で
自分たちで生活しなければなりません。
ライフラインが途絶えてしまうことを想定した場合、
家族の人数分×10日間(推奨)くらいの水や食料を用意して
置くことが大切です。
10日間が難しければ最低でも2~3日分は備蓄しておきましょう。
水は飲むだけでなく、お湯を沸かして食事をするときに使ったり
その他の生活にも必要ですね。
2~3日、外に出れなくても電気やガスを使わずに調理できるもの、
さらに冷蔵庫に入れなくても傷まない食料がおすすめです。
電気が使えるうちに、ご飯を炊いておくという方法がありますが
真夏の暑い日では傷んでしまうのでやめておきましょう。
カセットコンロとランタンやろうそくなど明かりのとれるものを
用意しておけば電気やガスが止まっても、多少の調理はできます、
直接食料に関係あることではありませんが、消防訓練の際に
消防の方が「浴槽に水をはっておくといいですよ」と教えてくれました。
風呂の残り湯でも、トイレを流す際に使ったり
濾過器があれば濾過して飲むこともできるからです。
普段から入浴剤などを入れずに風呂に入るようにすると
残り湯を使うことができます。
どこで買えばいいの?
アルファ米やフリーズドライのお米は、コンビニでは売っているお店が
あまりないですね。
スーパーなどでも取り扱いがないところもあります。
スポーツショップやアウトドア専門店などでは、比較的取り扱いがあるようです。
アルファ米やフリーズドライ品などがおいてあるか確認しておきましょう。
上記で紹介した食料品類は、インターネット通販で購入することができます。
ただし、納期がかかる場合があるので気をつけてください。
台風の予報が出てから注文しても、当然ですが物流も止まってしまうので
必要な時に手元には届きません。
いざというときに慌てないためにも、日ごろから備蓄品のリストを作り
足りないものは買って補充しておきましょう。