梅雨の時期になると傘の出番が多くなりますが、
傘を乾かすのを忘れると、臭くなってしまいますね。
雨の日に傘を広げると、なんか雑巾の腐ったような
生乾きのニオイがして傘をさすのをためらってしまったことは、ありませんか?
このニオイの原因は、傘を濡れたまま放置して、しっかり乾かさなかったことに
あります。
傘の生地に雑菌が繁殖してしまい、生乾きのニオイを発生させてしまったのです!?
アルコールスプレーで、このニオイ消しに挑戦してみた結果をお伝えします。
アルコールスプレーを吹きかける
乾いた状態の傘を広げて、内側にアルコールスプレーを吹きかけます。
そのまま、ベランダで陰干し。時間にして2時間くらい…
この時に注意しなければならないのは、直射日光の下で乾かさないこと。
傘の生地が傷む可能性があります。
私が使ったアルコールスプレーは、除菌作用の効果も期待できるのですが、
傘のニオイはしぶとかったです。
乾いているときは臭いがしなくなったのですが、
雨の日に濡れると、生乾きのニオイが再発してきます。
生地に染み込んでしまったニオイは、アルコールスプレーだけでは
取り切れませんでした。
新品の箱入りマスクを買ったのに、へんなニオイがする!?そんな時にはマスクスプレーを使ってみてください。
丸洗いでスッキリ!!
繊維の奥にまでしみついてしまった生乾きのニオイは、
傘を丸洗いしてニオイの元からやっつけなくてはなりません。
次の方法で洗ってください
お風呂場で傘を広げ、水をかける前の乾いた状態でブラシや
乾いたタオルで表面のほこりをふき取りましょう。
その後、全体を水で濡らします。
洗面器にぬるま湯を入れ、おしゃれ着用の中性洗剤をキャップ半分くらい入れ混ぜます。
この液をスポンジなどに含ませて、傘をなでるように洗います。
ゴシゴシと力を入れてこすると、傘の生地が傷みますので注意しましょう。
ニオイが気になるようなら二度洗いをしてもいいですね。
すすぎは十分行ってください。洗剤が残らないように…
傘の水分をタオルでふき取ります。傘の骨や柄などン金属部分は、
特に念入りに水分をふき取ってください。
サビの原因になります。
水分を拭き取ったら、すぐに陰干しします。
直射日光に当てると生地を傷めてしまうので風通しのいい日陰で干してください。
傘が乾いたら仕上げとして、雨水をはじく撥水スプレーを吹きかけておきましょう。
布地から約20センチほど離れたところからしっとりぬれるぐらいかけます。
注意していただきたいこと
晴雨兼用傘には、水洗いできるものと洗えないものがあるのです。
(タグに書いてあるので、しっかり確認してくださいね)
晴雨兼用傘は防水UV効果を高めるため、ポリウレタンコーティングが施してあります。
このポリウレタンコーティングを施してある傘は、洗剤と撥水スプレーが使えないので
全体のチリやホコリを払い、固く絞ったタオルなどで、傘の内側と外側を優しくふきましょう。
晴雨兼用傘も濡れたらしっかり乾かす!は基本ですよ。
濡れた傘を入れてもいいケースを使う
折り畳み傘を持ち歩く人も多いと思いますが、傘をたたんだあとそ
そのまま電車やバスに乗ることもありますよね?
そんな時、濡れた傘の収納に困ったことはありませんか?
長い傘ならそのまま持っていても水滴は床に落ちていきますが
短い折り畳み傘だと、近くの人の衣服に水滴がつきそうになりヒヤヒヤします。
そんな時に、濡れた傘をそのまま収納できる便利なケースがあるのです。
ケースの内側にマイクロファイバーが使われているので水分を吸ってくれるので
カバンの中が濡れる心配もありません。
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持ち手の長い折り畳み傘でも収納が可能です。
デザインがかわいくて憂鬱な梅雨の時期でも、傘を持っていくのが
楽しくなりそうです。
まとめ
傘は空気中のちりやほこりで結構汚れています。
梅雨の時期など、しっかり乾かさないでいると、いつのまにか雑菌が繁殖して
生乾きのいやなニオイがしてきます。
長い間、放置していれば傘の生地の中に染み込んで乾いた状態ではにおわなくても
ひとたび雨に濡れると匂ってしまうのです。
こうなるとアルコールスプレーで臭いを消せる状態ではなくなります。
丸洗いをして、ニオイの元から断ちましょう!!
いざ傘を差そうと思って広げたらたまらなく臭かった~なんていうことのないように
日ごろからお手入れをしておくことが大切です。
あなたの大切な傘がいつまでも使えるといいですね!!