食中毒の症状は、いつからでるの?3回の体験談をお伝えします!!

食中毒になると、さまざまな症状が出て本当につらいですよね?
食べた食品の種類や、そこに潜んでいる細菌や毒素によって
症状がでるタイミングがいつからなのか?わからないのです。

食中毒の症状が出るまでにかかる時間、食中毒を発症したときに感じる
寒気や頭痛について、私自身が3回も体験してしまったことをまとめてみました。

食中毒の症状が出るのは、どのくらい時間が経ってから?

私が1回目に食中毒になったのは、職場で12時にお昼のお弁当を食べたとき。
それから30分後、突然腹痛と吐き気が襲ってきました。
下痢と嘔吐を交互に繰り返し、トイレに籠ることに…

どうやらお弁当のおかずの「いかと里芋の煮物」で
食中毒を起こしたもよう。
初夏の頃で、食べ物が傷みやすい時期でしたので
自宅から持参したお弁当も腐ってしまったのです。

食中毒の症状が出はじめたのは、食後30分とかなり早かったです。

2回目は12月29日に仕事納めの会を職場で行い
もつ鍋を食べたときのこと。
その日から特に変わったことはなく過ごしていましたが
12月31日の午後、急に胃がムカムカしてきて吐いてしまいました。
半日後には腹痛から下痢、嘔吐の症状が出ました。
嘔吐は半日で止まりましたが、下痢は1月1日の夕方まで続きました。

この時、食中毒の症状がでたのは食事をして2日後です。
職場内でもつ鍋をして、同じ鍋をみんな箸でつついたせいか
全員同じ時期に食中毒の症状が出ました。
鍋の中に細菌が入ってしまい、全員感染したようです。

3回目はノロウイルスによる感染で食中毒を起こしました。
長男が、どこかで保菌者となり実家に帰ってきて一緒に食事をした
1日後に下痢、吐き気などの症状がでました。

同じ食中毒でも食べたものに潜んでいる細菌や毒素の種類によって
下痢や嘔吐などの症状が出るまでに、時間差があるのですね~

食後30分で急激に症状がでるものや2日ほどの潜伏期間後に
症状が出るものがあるとわかりました。
なかには潜伏期間が7~10日で発症することも!?

食中毒の症状の1つに寒気があります

私が体験した3回の食中毒では、下痢や嘔吐といった症状と共に
突然寒気がしてきました。悪寒に近い寒気です。
初夏の暑い日なのに、私だけ寒くて寒くて震えがきていました。
風邪なのかと思い熱を測りましたが、その時は平熱より低いくらいで
背中がぞくぞくして手足が冷たくなっていきます。
自宅についてからは布団を頭からかぶっても寒気は解消されず
布団の中で震えていました。

なぜ寒気がするのでしょう?

「強い毒素を持ったウイルスや細菌などの感染による刺激や、
体内の免疫機能の活性化による刺激などで悪寒をともなう
高熱が出ることがある」
とのこと。
私の場合は体内の熱が上がる前に感じた寒気だったのですね。

食中毒の症状に頭痛があります

食中毒を起こすと、初めに下痢や吐き気の症状がでますが
そのあと頭痛もしてきます。

おでこのあたりが、ガンガンと叩かれているみたいに辛いので
冷えピタなどの熱さましシートを貼りたいところですが、
体のほうは寒気がするので貼れません。

鎮痛剤などを飲んでも、すぐに吐いてしまうので素人判断での
薬は飲まないことにしました。
下痢と嘔吐があるので、とにかく脱水症状にならないように
水分を少しずつ摂りながら頭痛の痛みに、ひたすら耐えるしかありません。

食中毒の症状として起こる頭痛は、風邪の時の頭痛と似ていますが
下痢や嘔吐がおさまってくれば頭痛も軽くなっていきます。

ただ、頭痛という症状には重大な病気のサインが隠れていることもあります。
いつもと違う感じがする、痛みがひどいなど心配な時は
迷わず専門医を受診しましょう。

まとめ

食中毒の症状は、原因となる食物に潜む細菌や毒素の種類によって
いつから出始めるかわかりません。
食事をしてすぐに症状が出る場合と、潜伏期間を経て症状が
出始める場合があります。

同時にいくつもの症状が襲ってきますから、対応もさまざまです。
食中毒の疑いのある症状がでたら、とにかく安静にして脱水症状にならないように
少しずつ水分を摂りましょう。
一度にたくさんの水分を摂ろうとすると吐いてしまいます。

下痢や嘔吐、寒気や頭痛など、これらの食中毒の症状は体の中で
細菌と白血球など免疫機能が戦ってくれている証拠です。
症状が治まるまで安静にしましょう。

ただし症状の改善がみられず、かえってひどくなるようなら
迷わず専門医を受診することをおすすめします。

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