12日~13日にかけて台風が接近・上陸する心配のある東海地方から関東地方。
今回の台風の規模は過去に例をみないくらい大きいと言われています。
猛烈な風と大雨による被害が心配です。
自宅で避難している際に一番困ることは、トイレの問題です。
大雨で下水道が詰まったり、損壊してしまうと道路やトイレ、浴槽の
排水溝から水が逆流してきてしまいます。
住宅の汚水は下水道のおおもとに集まりますが、その下水道に土砂などが流れこみ
ふさがれると水は行き場を失い逆流してしまいます。
特にマンションの1、2階は排水管の構造により逆流しやすいと
いわれています。
水が逆流してくれば、トイレが使えなくなるばかりでなく
室内にまで水が入り大変なことになります。
特にマンションの1、2階は排水管の構造により逆流しやすいと
いわれています。
ゴボゴボという音が聞こえたら
トイレからゴボゴボという異音が聞こえたら要注意です。
*異音が聞こえても詰まっているような感じはしない、水が流れにくい。
⇒大雨が止めば異音がおさまる。
⇒洗濯や入浴など水を流すことは異音がやむまで行わない。
*トイレの流れが悪くなり、時々水位が上がる
⇒簡易水のうを作りトイレに重しをする。
⇒同様に洗濯機や浴室の排水口小さな簡易水のうで重しをする。
【再掲】家庭でできる「浸水対策」下水の逆流にも要注意!
土のうがなくても、ゴミ袋に水を入れるだけで「簡易水のう」を作ることができます。「簡易水のう」は玄関に並べて浸水を軽減させたり、下水の逆流で排水溝やトイレから水が溢れだすのを防いだりすることができます。 pic.twitter.com/X1EC69HjS8
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 10, 2019
⇒ビニールホースを使って便器内に溜まった空気を抜く。
短めのビニールホースを用意して片方の口を親指でしっかりふさぐ。
残りの片方を便器内の奥に入れる。
ビニールホースの口をふさいでいた親指をはなすと空気が抜ける
まとめ
トイレの水が逆流する現象は、短時間に集中して大雨が降ることが原因で発生します。
台風などの大雨の際はできるだけ各家庭が水の使用を控えるなど
生活排水の抑制をしましょう。